Steve Harrisプロフィール
本名 | Steve Percey Harris |
愛称 | 'Arry |
生年月日 | 1956年3月12日 |
出身地 | イギリス レイトンストーン |
自宅 | イギリス エセックスのノース・ハーロウ |
身長 | 5フィート8インチ(約173p) |
体重 | 142〜147ポンド(約66s) |
血液型 | 不明 |
中指の先から手首までの長さ | 18.5p |
手の平を大きく広げたときの 親指の先から小指の先 | 19.5p |
ベースで初めて弾けるようになった曲 | FREEのシンプルな曲(何かは不明) |
初めて作曲した曲 | Burning Ambition |
性格は頑固で自分の信念を曲げず、間違ったことがあったら遠慮なく言うようである。
髪は30年以上変わらず、メタル者らしくロング。それ以外の髪型を一度も見たことない(!!)
英語の発音はコックニー訛りがひどい。プログレッシヴ・ロックが好き。
ちなみに、両腕のタトゥーは85年頃にいれたと思われる。
ミュージシャンにはなぜか付き物のドラッグは、一度も手を出したことがなく健康体。
焼肉が好きで、魚類はダメらしく、キリンビール派。
なぜかはわからないが、「嵐」のフィーリングが好きらしい。
ゲームも好きらしく、日本でPCエンジンを買って帰ったこともある。
10th製作時に離婚したらしいが・・・その後、別の相手と再婚しているらしい。
12th製作時前に、スティーヴの父は他界している。
子供は6人いて、長女Lauren Harrisはロックシンガーとして活動しており、14thのツアーの前座としても起用されている。
娘の演奏中は、ステージ脇からカメラで娘を熱心に撮影する良きパパぶりを発揮している(笑)
また息子のGeorge HarrisはBURN IN REASONというローカルバンドでギターを弾いている。
new!
IRON MAIDENのロゴもスティーヴのデザイン。
自身のレーベルとして、Beast RECORDSがあるが、忙しくてそんなには運営に関ってない。
DIRTY DEEDSやKICKというバンドと契約してた。現在の状況は不明。
昔、日本に来たとき「破裏巣」とプリントされたTシャツを着てた・・・
(このサイトの名前はここから取りました)
<自宅>
自宅の入り口には、目が光る2mのエディ・ヘッドがあり、敷地内にはパブやクルーが住むための家もある。
8thは敷地内の馬小屋を改造したレコーディングスタジオ「バーンヤード・スタジオ」で録音された。
お気に入りのバンド、DIRTY DEEDS(現・DEEDS)もここで、スティーヴのプロデュースにより製作したこともある。
この馬小屋は400年前のチューター朝の後期に建てられた物らしい。この建物で死刑執行されてたという話もある。
敷地内を掘り返すとローマ時代の棺も出てくるらしく、地方の有力者が何代にも渡り住んでたらしい。
(注・ブルース談なのでジョークかもしれません)
<読書>
スティーヴのお薦めは「デューン 砂の惑星」。4thのTo tame a landの元になったもの。
他に読んでたものはジェイムズ・ハーバード、トム・シャープ、ジャック・ヒギンス、A.C.クラークなど。
シリアスなものよりユーモアを好む。最近は、ダヴィンチ・コードも読んだらしい。
<バンド内での権限>
バンドの実質的リーダーであるので、独裁者とも思われがちだが、実際には他のメンバーの作曲には好意的である。
3枚目まではほぼスティーヴのみのクレジットだったが、その後は他のメンバーも積極的に関わるようになり、
自らの負担が減り、IRON MAIDENの曲の幅も増えるからいいことだと思うと語っていた。
自分の曲ばかりだと、飽きるとは言わないまでも、平面的になってしまうかもしれないので、
他のメンバーのインプットは大切だと考える、と何度かインタビューで発言している。
IRON MAIDENの曲として使われるかどうかの基準は「良い曲かどうか」で、平凡な、つまらない曲なら没にするだけらしい。
優れた楽曲なら使い、今までと異なる方向性だから使わない、ということはないらしい。
あと、ライブでプレイ出来る曲か・・・あるいはプレイしたいと思うような曲か、というのも1つの基準のようである。
しかし、その実質的判断をスティーヴが行うので、ある程度の一線はあるようだ・・・
あまりにもラジオのエア・プレイ向きのような曲は許せないらしく、2曲については大ゲンカになったのは有名。
また、ドラムのニコともレコーディング毎に言い争うらしいが、曲が出来上がるとすぐ和解できるので、しこりは残らないという。
3rd以降、曲のバリエーションは(メイデンの本質を変えない範囲で)増えているのも事実で、
メンバーチェンジのたびに少しづつ、曲の変化が感じられる。
音楽的なアレンジは、自分が作った曲のみならず、IRON MAIDENの全ての曲で行っている。
ベーシストなので、他のパートのプレイヤーより、客観的になれるそうだ。
他のパートのプレイに関しても、かなりインプットするようだ。
自分のアレンジで曲がより良いものになっても、クレジットはもらわないそうだ。
6人編成以後はアルバム全体における他メンバー作曲の割合が増加しており、
他のメンバーの出した曲のアイデアをスティーヴが指揮しまとめる、という感じになっているようだ。
9th以降(実質的には8thも)、共同だがプロデュースも行うようになる。正直、プロデュースに関しては微妙な部分があると思う・・・。
ビデオやDVDとしてリリースされる映像の編集も行うが、やたら画面の切り替えが多くて、
見るのが少し疲れる編集をしてくれる。更にはこだわり過ぎて、毎回リリースを延期させてくれる・・・。
ソロ活動については、昔からIRON MAIDENを最優先にしてきたこと、自分だけで作る曲は結局IRON MAIDENの曲になってしまうことから、
以前はほとんど興味がないように感じられる発言をしていたが、最近はソロにも興味はあるようだ。
IRON MAIDENではないスティーヴ・ハリスの音楽的側面もある、と言っている。
しかし、やるにしても誰か他の人と組んで作曲したいらしいし、他の作業もあるので中々時間がとれないらしい。
<ベースを始めるまで>
サッカーに夢中で、テニスも盛んにしているスポーツ少年だった。サッカー選手として将来を有望視され、
ウエストハムで半年間トレーニングを受けており、14歳のときにプロになるチャンスがあったほどだが、
若さゆえに、一生サッカーに人生を捧げるという判断ができず、プロになることをあきらめたらしい。
ちなみに、現在でも他のミュージシャン仲間とよくサッカーをやっており、自分のチームもあり、かなりうまい。
その後、友人にミュージシャンにならないかと誘われて、音楽をやり始める。
最初はドラムをやりたかったらしいが、家でガンガン叩くと近所迷惑になり、練習が難しいだろうと理由で断念する。
それにライブのときステージの後ろにいるのがイヤだったらしい(笑)
なので、ドラムに関しては実際にプレイするには至ってないようだ。
そして、ベースを選ぶが、始める前に友人のすすめで、6週間ほどアコースティックギターを習ったが、
特に必要ないと思い、そのままベースを始める。17歳より始めたらしい。
<ベースに関する姿勢>
独学でレコードを聴きながら、練習していったらしく、音楽理論は全くダメで、譜面も読めないらしい。
(注・この情報源は86年頃なので、現在は多少はわかるようになってるはず。昔は弾けなかったキーボードも、12th以降では弾いたりしてるし)
スコアも昔は買ったらしいが、間違いばかりだったので、自分でレコードを聴きながらやることにした。
今からは考えがたいが、最初のバンドのGYPSY'S KISSの初めてのギグでは、ベースソロから始まる曲があったが、
スティーヴはあがってしまい、ひどくミスをして、他のメンバーはチューニングをしてるのかと思ったほどだったらしい。
練習はベースを始めたときから、あまりやらないらしい。
昔、BLACK SABBATHの「Paranoid」を弾こうと夢中になってたが、どうしてもわからないところがあって、
仕方なく2日ほどほったらかしていたが、またその気が出てきたときに弾いたら、一気に弾けたらしい。
このことが教訓になり、「やりたい気持ちになったときに好きなだけやる」ことにしてるそうだ。
毎日練習するというのは、スティーヴにとっては非生産的なやり方だそうだが、
どのみちツアー中はたくさん弾くので、それ自体が練習になってるようである。
どのインタビューでも「ベースプレイの分析は君(記者)の仕事」といい、ほとんど自己分析はしない。
自分はベーシストよりもソングライターであるという意識が強いようだ。
「バンドの命は良い曲である」旨を常々発言している。
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